「サスティナブル・コミュニティ」について

「サスティナブル・コミュニティ」について

サスティナブル・コミュニティとは、「持続可能な地域社会」という意味です。地球の資源や自然環境について、後の世代にツケを回さない利用のしかたをめざす、「持続可能な開発(サスティナブル・デベロップメント)」という考え方が1990年代から注目されています。サスティナブル・コミュニティは、それを地域社会にあてはめ、それぞれの地域で適切な数の人が生まれ、育ち、働き、次の世代に良好な生活環境と文化を継承し続けることができる社会を指します。
サスティナブル・コミュニティ研究所では、そのような地域社会の実現のため、福島県を中心に全国各地で調査・研究と市民一般への報告・周知活動、自治体や住民組織や開発事業者と協働した実践活動を行っています。

組織

理事長 小門 裕幸
理事 石神 隆
 〃 川村 健一
 〃 和合 アヤ子
 〃 角本 孝夫
 〃 坂井 隆
顧問 ピーター・カルソープ
上席研究員 鈴木 俊治
 〃 佐藤 洋一
 〃 遠藤 光一
 〃 渋谷 浩一
事務局 内山 直明
 〃 伊藤 真大
 〃 岩崎 大樹


小門 裕幸  Kokado, Hiroyuki    理事長
1947年生まれ。'70年京都大学経済学部卒。日本開発銀行(現日本政策投資銀行)、国際業務部等を経て'91年ロサ ンゼルス事務所(首席駐在員)設立のため米国赴任。'95年帰国。政府系ベンチャーキャピタル新規事業投資等を経て、法政大学教授、エクステンションカ レッジ長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科(NPOマネージメント)、京都大学大学院経済学研究科(事業創成論)等で非常勤講師、(特)電子コミュニ ティ推進協会代表理事、アントレプレナ・オブ・ザ・イヤー・ジャパン(EOY)審査委員、日独地域国際化支援協会(独法人)理事、その他複数のベンチャー 企業の顧問。主な著書に「シリコンバレーモデル」(共著、NTT出版)、「マルティメディアが教育を変える」(共著、日刊工業新聞社)、「エンジェルネッ トワーク」(中央公論社)、「日本型産業集積の未来像」(共著、日本経済新聞社)

石神 隆  Ishigami, Takashi   理事
1947年静岡県生まれ。東京工業大学大学院修了、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)、(財)日本経済研究所、米国ブルッキングス研究所、等を経て'97年より法政大学教授(人間環境学部)  専攻:地域形成、地域経済   兼職:日本沙棘研究所理事長フジタ未来経営研究所 主席研究員
著書 情報化と都市の将来(共著) 慶応義塾大学出版会、地球環境対策(共著)有斐閣、都市開発理論と実際(共著)ぎょうせいほか。


川村 健一  Kawamura, Kenichi   理事
1949年広島生まれ。'73年京都大学工学部卒。同年よりフジタ工業(現フジタ)に勤務、土木設計コンサルタント部、技術開発部を経て、'87 年より技術アタッシュとして米国駐在。'91年フジタリサーチ設立。'95年より同社社長、本社国際技術情報室室長兼務。'98年本社エンジニアリング本部副本部長企画担当兼務。同年7月フジタリサーチ顧問兼務。'02年(株)フジタ退社、湘南工科大学非常勤講師、中国総合研究センター客員研究員、NEN(Nippon Eco-village Network)ゼネラル マネージャー、広島経済大学客員教授、米国TWINSUN 社 取締役、他、非常勤取締役7社。ロボティックス、テレオペレーション、環境、マルチメディア、新素材と多岐の分野の研究開発に係っている。

和合 アヤ子  Wagou, Ayako    理事
福島市生まれ。福島県住宅生活協同組合理事長。福島県伊達市「諏訪野」の衛生・緑化・省エネ・経済・コミュニティ環境形成を実践し、環境から見た住居資産としての価値を高めるとともに、その活動母体である団地管理組合法人「諏訪野会」の自立を目指し活動している。また、当研究所の活動の場であるアメリカ、中国、東京、青森などのコミュニティ・ネットワークの要的存在。



角本 孝夫  Tunomoto, Takao   理事
1952年大畑生まれ。'75年、日本大学法学部経営法学科卒業。NPOサステイナブルコミュニティ総合研究所(SCR)理事長、東北勧業株式会社 代表取締役、旅館 海遊館 館主、役職大畑町商工会 副会長 など法政大学、日本大学、台湾・淡江大学等で講演多数。論文多数。





坂井 隆   Sakai, Takashi   理事
1957年青森県大畑町生まれ。'79年東北学院大学土木工学科卒。'81年から大畑町役場に勤務。主に建設関係の部署を経て現在企画財政課主任主査。'94年まちづくり団体「’94フォーラムin 大畑」に参加。'00年NPO法人SCR(サステイナブルコミュニティ総合研究所)の立ち上げに参画、主任研究員に就く。




ピーター・カルソープ  Calthorpe, Peter   顧問
エール大学修士課程修了。ニューアーバニズム提唱者の1人であり実践者。91年、DPZやマイケル・コルベットらと共に、持続可能な都市づくりのための指針「アワニー原則」を発表する。ポートランド市などの都市づくり計画に都市デザイナーとして参画。著書に『次世代のアメリカの都市づくり ニューアーバニズムの手法』 (学芸出版社、倉田直道・倉田洋子/訳)などがある。



鈴木 俊治  Suzuki, Shunji   上席研究員
1960年生まれ。1986年3月早稲田大学大学院理工学研究科建築工学修士課程修了(工学博士:都市環境計画 尾島敏雄研究室)。2000年5月カリフォルニア大学バークレー大学院都市地域計画学科 修士課程修了(Master of City Planning:アーバンデザイン専攻)。
職歴:1987年1月~1997年7月JES日本環境技研株式会社(退職時:計画設計部主管)1998年5月~1999年5月カリフォルニア大学バークレー校環境デザイン学部助手1998年1月~8月及び1999年6月~現在CalthorpeAssociates(UrbanDesigner/Project manager)
現在 有限会社ハーツ環境デザイン代表取締役
資格:一級建築士(1996年)、技術士 建設部門・都市及び地方計画(1995年)
著作:『空地調和・衛生工学便覧第12版 地域設備』(共著)